2017年11月18日
知っておきたい、輸入住宅のメリットとデメリット
輸入住宅はそのデザイン性が多くの日本人の目には豪華に映り、高級感をかもし出せることもあって人気があります。
また、気密性や断熱性に優れていて光熱費が抑えられ、ツーバイフォー工法であるため、耐震性も高く耐火性にもすぐれていると言われます。ただ、日本とサイズの単位が異なるため不都合が生じることもあります。
輸入住宅のメリット:流行に左右されないデザイン性
輸入住宅の大きなメリットは、日本人の目に豪華に映り、高級感がかもしだせるそのデザイン性でしょう。
日本の戸建て住宅には時代による流行があり、ひと目でいつ頃建てられたかわかるほどです。
そのため、外壁の塗り直しなどのリフォームではなく、取り壊して全面建て替えする例も珍しくありません。これは耐久性のためというより、見た目を考えた上でのことも多いようです。
輸入住宅なら流行に左右されないため、リフォームで長く使い続けられる面があります。
輸入住宅のメリット:断熱性や気密性などの性能の高さ
断熱性や気密性における性能の高さも輸入住宅の大きなメリットです。
輸入住宅は北米や北欧からのものであることが多く、寒さを防ぐ対策に重点が置かれています。
日本の住宅ではあまりおこなわれない外断熱の住宅もあります。内断熱よりも保温性が高く、住宅の耐久性も高まる工法です。
また、輸入住宅では二重窓が標準仕様であり、窓からの放熱も防ぎやすいため光熱費を大幅に抑えることができます。
輸入住宅のデメリット:メンテナンスの難しさ
輸入住宅のデメリットはメンテナンスが難しいことです。
窓ガラスや金具のねじなどが日本のサイズと合わないため、交換品を手に入れることがなかなかできません。
日本と海外ではサイズを測るときの単位が違います。
輸入住宅ではインチを採用していますから、窓ガラスや壁紙などの代えを日本のもので代用することが困難です。
輸入するには日数も費用もかかります。また、気密性が高い分結露しやすいというデメリットもあります。