MANA MAGAZINE

2017年11月09日

住んでみたいけれどトラブルがあったらどうなる?輸入住宅の保証について

住んでみたいけれどトラブルがあったらどうなる?輸入住宅の保証について

輸入住宅のおしゃれなデザインや機能性は大変魅力的ですが、国産とは違い、建ててからトラブルがあった場合に、適切に対応されないのではないかという不安ももってしまうものです。しかし、輸入住宅も建てる場所は国内に違いはありませんので、実際には他の新築住宅と同様に、様々なセーフティーネットが用意されています。

輸入住宅の住宅完成保証制度

"輸入住宅を建てる場合のセーフティーネットの一つに、住宅完成保証制度と呼ばれるものがあります。これは、建築を請け負った業者が倒産して工事が中断してしまうような事態におちいった場合に、一定の範囲内で保証が受けられる制度です。

保証の内容としては、工事中断に伴い割増となったその後の新築費用や前払金などの支払いが挙げられます。また、希望があれば工事を引き継いでくれる業者のあっせんも受けられます。"

輸入住宅の住宅瑕疵担保履行法

"新築住宅の場合には、住宅瑕疵担保履行法の適用を受けることになります。これは、国産住宅だけではなく、輸入住宅であったとしても同様です。

住宅瑕疵担保履行法には、新築住宅の柱や天井、基礎などといった重要な部分に欠陥が見つかった場合に、業者がその修理や賠償などの責任を果たさなければならないとする規定が盛り込まれています。基本的には建ててから10年間は保証の期間となっていますので、後でなんらかのトラブルが見つかった場合でも安心です。"

輸入住宅の住宅瑕疵担保責任保険

"輸入住宅にいくら住宅瑕疵担保履行法の規定が適用されるからといっても、建てた業者が倒産などによって賠償などの義務が物理的に果たせない状態になってしまうことはあるものです。こうした場合に備える制度として、別に住宅瑕疵担保責任保険があります。

住宅瑕疵担保責任保険は、法律による保証の義務を業者が果たせない場合であっても、保険のほうで必要経費の支払いなどをカバーしてもらえるという制度です。この保険は住宅の購入者ではなく、業者のほうが加入します。"











MANA MAGAZINE 一覧へ
学近プロジェクト始動!! 不動産ポータルの物件もご相談ください。