MANA MAGAZINE

2017年11月22日

輸入住宅に使用する天然木素材を選ぶ4つのポイント

輸入住宅に使用する天然木素材を選ぶ4つのポイント

輸入住宅を建築する際にこだわっておきたいのが使用する天然木材です。
それぞれ形状と色、特性がありますから、ぴったりの素材をぴったりの場所に利用することで時を重ねても風合いを保ち、美しい外観を保ってくれることになります。
構造材としてふさわしい木材を使うことでメンテナンス不要の丈夫で快適な暮らしが可能になります。

構造材向きの天然木の選び方


山で伐採してきた木材では上の部分を構造材として利用します。
ヒノキや杉などが用いられることが多く、十分に乾燥させていることが条件となります。
天然木材としては青森ヒバが有名です。
輸入住宅の場合にはほとんどの木材をカナダから輸入しており、天然の丸太を使うことで燃えにくくなります。
木材としてはウエスタンレッドシダーが多く、石膏ボードやレンガなどと組み合わせることが多いのが特徴です。


ドア材向きの天然木の選び方


木材専門商社が取り扱いしているドア材向きの天然木材としては赤松やヒノキなどが挙げられます。
輸入住宅では木材とガラスを組み合わせて利用することが多く、マレーシアやインドネシアなどから輸入した南洋材広葉樹を利用することもあります。
カナダ産では森林認証を受けた無垢材もあります。
合板パネルや中国木材を使用することも多いですが、耐久性に優れた廃木材のエコチップを採用する場合もあります。

階段材向きの天然木の選び方


階段材にはヒノキが良いと言われていますが、値段の面で折り合わないことが多く、プレカット済みのパイン材を使用するのが一般的です。
曲線カット、ダボ取り、面取りなどの加工をしなくてはならないため、ヒノキや杉などの加工しやすい木材を利用します。
足ざわりが優しく赤みが落ち着く吉野杉や丈夫で気品ある吉野ヒノキは大人気です。
輸入住宅の場合にはアメリカヒバ、スプルス、アメリカ松、アメリカ杉などが用いられます。

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